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2022.01.
19

安心安全への入口の冊子

土地

契約

その他

先週まで7週に渡って、

ハザードマップの話でした。

 

<参照「喉元過ぎれば熱さを忘れる」>

<参照「過去最高から千年に一度へ」>

<参照「完璧な防災対策は無い。でも…」>

<参照「『減災』と『防災』の違い」>

<参照「上杉鷹山『三助の思想』」>

<参照「水害ハザードマップの改革」>

<参照「ハザードマップの活用方法」>

 

今回のシリーズを閉じるにあたって、

少し個人的な感想を述べさせてください。

 

 

今回のシリーズを思いついたきっかけは、

令和2年8月の宅建業法改正です。

 

不動産取引の重要事項説明時に

水害ハザードマップの説明が義務化

されました。

 

正直に言えば、

職業柄、ハザードマップを

目にする機会が多い筆者にも、

それまでは少し縁遠い印象でした。

 

ところが、説明が義務になって

あらためて調べてみると、

これがとても興味深いものだったのです!

 

特に、平成27年の水防法改正

生まれ変わった新しいハザードマップは、

非常に挑戦的なものだと感じました。

 

新しいハザードマップの特徴は、

筆者が思うに2つあると思います。

 

一つは「防災のしくみを身近に感じてもらうきっかけ作り」

二つは「防災計画を自分たちでつくる材料の提供」

 

これはとても良いと思いました。

みなさんに、義務じゃなくて、

積極的にお伝えしたいと思いました。

 

それというのも、

私の人生にもいくつかの大災害があって、

中には実際に被災した時もありました。

 

その時の教訓に、

 

予測不能に思えた災害も、実は事前に分かっていた情報が数多くあったことと、

 

危機一髪で助かった理由の一番が、結局、自分たち自身の準備であったこと

 

この二つがあります。

 

 

新しいハザードマップは、

少なくともこの方向に大きく舵を切った

行政の努力作だと思います。

 

引っ越しなど、新生活を始める際に

目にする機会が増えたハザードマップ。

 

ぜひ関心をもっていただいて、

安心安全な生活への助けにしてほしい、

そう願います。

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