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2019.06.
17

未来の道路舗装事情は?

土地

その他

道路の舗装について見てきました。

(参照「道路の舗装について」)

(参照「道路舗装の種類」)

現状は、アスファルト舗装が9割以上で、

対抗がコンクリート舗装といったところです。

 

それぞれの主な特徴は、

 

アスファルト道路の利点・欠点

〇材料費が安く工期が短い(施工費が安い)

〇比較的、走行音が静か

✕短期間で補修が必要(維持費が高い)

✕高温に弱い

 

コンクリート道路の利点・欠点

〇丈夫で長持ち(維持費が安い)

〇チェーンタイヤや大型車の通行向き

〇熱に強い

✕材料費が高く工期が長い(施行費が高い)

✕後でライフライン工事等がし難い

 

急激な舗装路の普及にはアスファルト舗装が有利でした。

しかし持続可能性・維持管理が大切な時代になって、

コンクリート舗装が見直されつつあります。

欠点を改善した製品も続々と開発されている模様です。

 

ところがここに来て、革新的な舗装方法が開発されました。

それはなんとプラスチックでできた道路です。

オランダのVolker Wesselという会社が発表した技術で、

リサイクル・プラスチック材を利用して作った道路です。

軽量で、工事期間も短く、メンテナンスフリー。

寿命が大幅に長くなり、ライフライン工事も簡単だといいます。

ちょっと眉唾物な感じもしますが、

海洋投棄プラスチック問題が世界的関心事になっている今、

それを回収して道路舗装に使う壮大な計画は、

案外ひょっとしたらひょっとするかもしれませんね。

 

この50年で大変化してきた日本の道路事情、

さて次の50年はどんな変化が待っているのでしょうか。

少し楽しみになってきました。

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