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平成30年4月1日、今から1年と少し前に、
和歌山市に新しい組織が誕生しました!
「和歌山市企業局」といいます!
水道局と下水道部が統合してできました。
ご存知でしたか?
とても大事な役割を担う組織ですが、
まだまだ知らない人も多いようです。
この企業局、もちろん和歌山市の一部ですが、
法的には地方公営企業に分類されます。
では、地方公営企業の最大の特徴は何か?
一般会計と別の財布になっていることです!
特別会計といって、独立採算制の事業体です。
“社内カンパニー”みたいなものですね。
だから、経理は一般企業と同じ複式簿記です。
民間会社と同じように経営しろ!って訳です。
市町村が水道や電気ガス、交通、病院などの事業をする時は、
必ずこの地方公営企業か第三セクターにする必要があります。
ただし、下水道、宅地造成、港湾整備、
観光施設業などの事業を行う時は、
地方自治体の判断で決めることができます。
和歌山市は今まで、水道事業は法律通り、
水道局として公営企業で行ってきました。
そこに今度、自ら判断して下水道事業を加え、
企業局として再出発したのです。
狙いは言うまでもなく、
巨額負債を持つ下水道事業の健全化でしょう。
もしかしたら、この事業の成果次第で、
未来の住民税や都市計画税の額が決まるかもしれません。
企業局の決算は毎年公表されます。
一度チェックしてみてはいかがでしょう。
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