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2019.07.
15

下水道普及率ワースト2位

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上水道の次は下水道の話を。

いきなり残念な話ですが、和歌山県の下水道普及率は、

都道府県ワースト2位です。

※下水道普及率(%)=下水道処理人口/行政人口

 

順位だけではありません。水準が極めて低い。

全国平均が78.8%に対して、わずか27.3%!

(※平成29年度末統計)

50%を割っている県はわずか6県だけです。

ちょっとショッキングな数字です。

 

仕方のない面もあります。

というのは、ワースト5を見てみると、

43位香川県、44位鹿児島県、45位高知県、46位和歌山県、47位徳島県。

そう、かつて「台風銀座」と呼ばれた地域ばかり。

台風で甚大な被害を受けてきたこれらの地域では、

汚水処理より浸水対策の整備に力を注いできました。

これが極端に低い下水道普及率の原因の一つです。

 

でも原因は、もう一つあります。

これらの県がいよいよ本格普及に着手した時、

もう人口減少が本格化に始まっていたのです。

 

するとどうなるでしょうか?

計画時より人口が減ったうえに高齢化で、

計画通りの利用料収入が得られませんでした。

つまり、利用者が投資のわりに少なかった。

結果、残ったのは財政の足を引っ張る借金の山でした。

 

和歌山市の下水道事業債(借金)は1,000億円弱、

これは市が持つ借金の約30%にもなります。

先日見てきた上水道事業債456億円の2倍以上です。

これでは高度成長期のような推進はできません。

 

上水道と違って下水道は、和歌山県で27.3%、

和歌山市で39.8%の方しか利用していません。

だからあまり身近に感じないかもしれない。

でも財政面から見るととても身近な問題です。

この問題からも目が離せないようです。

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