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2019.06.
28

日本が資源輸出国に?木材の復権

その他

建物

前回は砂不足から木造建築が再評価されているとうお話。

(参照「新国立競技場の屋根は木造?」)

でも確か、砂不足が言われるずっと前から、

世界中で森林資源の枯渇が心配されていたはず

しかも日本は世界有数の木材輸入国だと記憶している。

それが逆の話に。

何か大きな変化が起きている気がします。

 

日本の木材自給率の推移を見てみますと、

戦後復興期の昭和30年は94.5%でした。

森林国家「日本」の面目躍如です。

ところがです。

その後は急速に輸入材に頼るようになり、

45年後の平成12年にはなんと18.2%に!

宝の山だったはずの日本の山林は、

短期間に価値が消し飛んだかのようでした。

 

でもしかし、その16年後の平成28年、

自給率は34.8%まで回復していました!

それどころか、輸出が毎年のように

記録的な伸びで増加しているそうなんです。

何故そんなことが?

 

主な原因を3つ挙げてみましょう。

一つは、国が林業再生を大きな政策目標にしていることです。

でもそれだけではありません。

 

二つ目の原因は、世界的な資源不足・木材不足です。

地産地消型の資源だったはずの砂や木材が、

今や大量に世界市場で取引されています。

輸入国の中心はやっぱり!の中国です。

日本の輸出の半分どころか7~8割を占めるほどだとか!

 

そして3つめの原因。意外でした。

戦後復興期、大量に植林した人工林が50年以上経ち

「成木」として伐採期を迎えていることだそうです。

木材資源って、本当に時間が掛かるんですね。

 

「人生万事塞翁が馬」を地で行く変転の木材史ですが、

世界の資源市場がものすごい勢いで急展開する昨今、

まだまだ二転三転しそうです。

 

そしてその顛末は、私たちの生活にも大きな影響があるはず。

これからも注目していきたいと思います。

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