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前回は砂不足から木造建築が再評価されているとうお話。
でも確か、砂不足が言われるずっと前から、
世界中で森林資源の枯渇が心配されていたはず。
しかも日本は世界有数の木材輸入国だと記憶している。
それが逆の話に。
何か大きな変化が起きている気がします。
日本の木材自給率の推移を見てみますと、
戦後復興期の昭和30年は94.5%でした。
森林国家「日本」の面目躍如です。
ところがです。
その後は急速に輸入材に頼るようになり、
45年後の平成12年にはなんと18.2%に!
宝の山だったはずの日本の山林は、
短期間に価値が消し飛んだかのようでした。
でもしかし、その16年後の平成28年、
自給率は34.8%まで回復していました!
それどころか、輸出が毎年のように
記録的な伸びで増加しているそうなんです。
何故そんなことが?
主な原因を3つ挙げてみましょう。
一つは、国が林業再生を大きな政策目標にしていることです。
でもそれだけではありません。
二つ目の原因は、世界的な資源不足・木材不足です。
地産地消型の資源だったはずの砂や木材が、
今や大量に世界市場で取引されています。
輸入国の中心はやっぱり!の中国です。
日本の輸出の半分どころか7~8割を占めるほどだとか!
そして3つめの原因。意外でした。
戦後復興期、大量に植林した人工林が50年以上経ち、
「成木」として伐採期を迎えていることだそうです。
木材資源って、本当に時間が掛かるんですね。
「人生万事塞翁が馬」を地で行く変転の木材史ですが、
世界の資源市場がものすごい勢いで急展開する昨今、
まだまだ二転三転しそうです。
そしてその顛末は、私たちの生活にも大きな影響があるはず。
これからも注目していきたいと思います。
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