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2023.03.
08

常識と非常識の境目

その他

今日は「常識」について

考えてみたいと思います。

 

ある辞書には、

「常識とは:

特定の社会の成員が共有し、前提として疑わない認識のこと。

従って特定の社会に限定されない普遍的真理とは時として相違する」

と書いています。

 

また、相対性理論で有名な物理学者

アルベルト・アインシュタインは、

「常識とは18歳までに身につけた先入観のコレクションである」

と言ったそうです。

 

もう一つ事例を紹介すると、

「普通と常識と当たり前の意味の違い」

という解説文では、

● 普通は自分の中で基準を定めている事

● 常識は社会的に基準が定められている事

● 当たり前は良識であり義務である事

とありました。

 

この3つの事例から分かる

「常識」の特徴は、

1)ある特定の社会の共通認識である

2)別の視点でもベストという訳ではない

ということでしょう。

 

日本人には日本人特有の、

和歌山市民には市民共通の、

所属会社にはその会社独自の

「常識」があって、それを前提に

社会や会社は構成されています。

 

誰しもがその様にして、

自分が所属するコミュニティの

「常識」を徐々に身に付けて

暮らして来られたと思います。

円滑な社会生活には

不可欠な仕組みだからです。

 

しかし、時として、

転校や転勤で別の土地に移ったり、

学生から新社会人になったりなどで

新しく属したコミュニティの常識が

分からずに戸惑った、

そんな経験をお持ちの方も

多々居られると思います。

 

あるコミュニティの常識を

別のコミュニティの常識で推し量っても

理解できるとは限らないのですから、

そうした苦労は絶えないと思います。

 

しかし、光明はあります。

先人は、そんな時の為の教訓を

しっかり残してくれています。

 

「郷に入っては郷に従え」

新しい場所ではその習慣に従うのがよい

という意味の教訓です。

 

自分基準の考えや習慣を一旦置いて、

もし意味が分かり難かったとしても、

先ずは周りのいう事を素直に聞こう!

そういう知恵だろうと思います。

 

同じ意味の言葉は、

古代の中国やローマから始まって、

今も世界中で教訓とされています。

洋の東西を問わず、またいつの時代でも

普遍的で大切な知恵なのでしょう。

 

春シーズンは移動の時期でもあります。

新しい環境に馴染めない時、

参考にしてみてください。

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