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「スプロール現象」は、
多くの都市で発生している社会問題です。
でも、あまり聞き慣れない言葉です。。
どんな現象をいうのでしょう?
「スプロール」という言葉は、
英単語の「sprawl」が語源で、
「無計画に広がる」
「ぶざまに広がる」
という意味です。
つまり、都心部から郊外に向けて
無秩序で無計画な開発が進んだ状態を
「スプロール現象」と言うようになりました。
でも、人口が増えたり、
都心部の不動産価格が高騰すると、
都市周辺の開発が進むのは
自然の流れにも思えます。
では、「スプロール現象」の
何が問題なのでしょうか?
キーワードは「無秩序」です!
その結果起こる次のような例が、
「スプロール」の弊害なのです。
●インフラ整備が間に合わない
●自然環境の無計画な破壊
●都市機能の低下
●自治体の負担の増加
まず、快適で安全な暮らしの為には、
様々なインフラ整備が必要です。
しかし、自治体側の対応スピードには
限界があります!
小さな開発が無秩序・無計画に、
しかも同時多発的に進行すれば、
整備が遅れて生活レベルは下がります。
なのに税金の負担だけが上がっていく…
それが「スプロール現象」問題なのです。
そして現在は「人口減少」問題が、
この「スプロール現象」問題に
さらに拍車をかけているのです。
無秩序・小規模な開発が
継続的に行われてきた都市が、
今度は人口減少で歯抜け状態になり、
ますます都市機能が低下して、
逆に維持管理費が高騰しているのです。
最近流行の「コンパクトシティ」や、
市街化調整区域の開発規制強化は、
こうした流れへの対策なのです。
「街」はある意味「生き物」です。
時代と共に常に変化していきます。
一見自分とは関係なさそうな
「スプロール現象」問題も、
これから貴方の街がどう変わるのか、
そのヒントを与えてくれそうです。
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