土地
契約
公図(法務局の地図)には、
地番がはっきり書かれない土地が
まれにあります。
「筆界未定地」といいます。
国が「地籍調査」を行った際に
筆界(境界)が確認できなくて、
筆界未定として処理された土地です。
公図(14条地図)の一区画内に
(○+○+○〉と記載されます。
こうなる原因は色々です。
所有者の立会い不在や、
所有者間の紛争のほか、
登記手続きの不備とか、
戦災や天災の混乱もあります。
いずれにしても、
国が行った地籍調査の結果が
"筆界未定"なので、
個人でそれを解消するのは
なかなか難しい土地です。
ところで、
こうした「筆界未定地」は
売買可能なのでしょうか?
結論は「可能」です。
但し、買主の了解がある場合に限られます。
しかも、価格が安くなる傾向があります。
価格が安いのは当然、
潜在的リスクがあるからです。
要注意です。
例えば、
● 分筆登記が(原則)出来ない
● 地目変更登記が(原則)出来ない
● 抵当権設定が困難(銀行融資が原則受けられない)
● 農地転用が受けられない可能性がある
などが考えられる潜在的リスクです。
つまり、
現金で安く購入できるかもしれない!
でも、
ローン利用の買主には販売が難しい!
そんなリスクが潜んでいます!
もしも「筆界未定地」を検討するなら、
先ずは土地家屋調査士などの
専門家に相談してください。
そしてその土地の筆界未定状態が
解消できる種類なのか検討しましょう。
そして、
それにかかる費用の目安や、
売主と互いの負担や責任範囲を
しっかり話し合ってから、
購入を考えてください。
加えて、
良心的な不動産会社を
パートナーに選ぶのは
もちろんのことです。
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