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「近隣(隣人)トラブル」
最近、報道でもよく聞く言葉です。
テレビでは、
いわゆる「ごみ屋敷」や
「騒音おばさん(おじさん)」など、
特殊な事例を大袈裟に
紹介したりします。
でも、
「近隣トラブル」の大半は、
もっと身近で、些細な出来事が
原因のケースが多いようです。
例えば、
● 騒音(生活音)トラブル
● ゴミ出し、悪臭トラブル
● ペットに関するトラブル
● 駐車(駐輪)場トラブル
● 境界線のトラブル
● 突然、難癖をつけられるトラブル
などなど、
誰でも遭遇する可能性があるものばかり。
しかも近年、増加傾向にあるようです。
なぜなのでしょう?
公的な統計などを見ると、
トラブル増加の原因には、
年々進む「都市化」問題も
どうやら関係しているようです。
都市化が進むと、
● 生活領域が近過ぎる(狭い敷地、共同住宅)
● なのに、隣人をよく知らない
● 自治会や管理組合の関係も希薄(皆無)
● 結果、共同体ルールが曖昧になったり、逆に杓子定規になったりする
などといったことになりがちです。
「持ちつ持たれつの近所づきあい」から
「都会的な個人主義」へと
社会が変化している結果でしょうか。
これらは、就職問題などもからんで、
即の根本解決は難しそうです。
ならば、
せめて対処法を学びたいものですね。
よく言われる対処法は次の三つです。
1.直接話し合うのは避ける
逆ギレされて悪化するケースが多いです。冷静な第三者を挟むのが賢い方法です。
2.証拠を残しておくようにする
第三者に相談をしても、証拠がないと対応してもらえない可能性があります。
(スマホでの撮影・録音・録画や、不在時なら監視カメラ設置など)
3.公的な第三者に相談する
例えば、警察・役所・管理会社・自治会・弁護士などが考えられます。
同じ被害に遭っている近隣住民がいれば一緒に相談に行く方法もあります。
これら基本的な対処法に
もし筆者が付け加えるなら、
「ゆるやかな近所づきあいを心掛ける」
ことでしょうか。
近所に誰が住んでいるのかを知り、
自分の存在も知ってもらい、
お互いに挨拶を交わす仲になる。
案外、こうした関係を築くことが、
トラブル回避に一番効果がある
対策なのかもしれません。
さて、とはいえ、
そうした近隣トラブルを抱えたまま、
不動産を売る場合があります。
また、不動産を買う側としても、
近隣トラブルは気になるでしょう。
次回はその視点で
近隣トラブルを見てみましょう。
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