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2021.04.
27

「司法書士制度」のはじまり

土地

建物

契約

その他

不動産取引に欠かせない存在の一つが、

「司法書士」の先生方です。

 

土地や家を買って引渡しの時に、

必ずと言っていいほどお世話になります。

 

でも、お世話になるのはその時ぐらいで、

普段どんなお仕事をされているのか、

いまいちピンとこない方も多いのでは?

 

日本の司法書士制度の始まりは、

近代国家として出発した明治の初期です。

 

明治5年、政府は3つの資格を作りました。

一つは「証書人(今の公証人)」

一つは「代言人(今の弁護士)」

最後が「代書人(今の司法書士)」です。

 

大日本帝国憲法が明治22年の制定、

民法が明治29年の制定ですから、

法律を決めるよりずっと前のことです。

 

公証人、弁護士、そして司法書士は、

法治国家に欠かせない存在として

何にも先んじて決めたのでしょう。

 

「代書人(司法書士)」は、その名の通り

法律行為に欠かせない公的書類を、

国民に変わって作成します。

 

「街の法律家」なんて呼ばれて、

弁護士や裁判官よりは身近に感じますが、

本当に重要な存在なんですね。

 

以来、登記に関する法律事務を中心に、

私たちの暮らしを支えてくれています。

 

 

ところで、昨今のわが国では、

過疎化や少子高齢化の影響もあって、

所有者不明土地の激増が大問題です。

 

その対策として、2024年から、

相続登記や住所氏名変更登記が、

罰則付きの義務になる予定です。

 

罰金も最大で10万円と、なかなかです!

 

不動産・商業法人登記の専門家である

司法書士の先生方にお世話になる機会が、

ますます増えていきそうですね。

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