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2021.03.
30

古い「地積測量図」

その他

土地

契約

土地売買に「地積測量図」はつきものです。

 

対象品がどんな物かはっきりしないと、

安心な取引は出来ないですものね。

 

でも実際には、測量図のない土地もあるし、

あっても古くて信ぴょう性に不安がある、

そんな場合も多々あります。

 

そんな「地積測量図」の歴史の一端を、

少しご紹介してみましょう。

 

 

ただ、「古い地積測量図」と言っても、

年代によって特徴が違います。

 

大きくは次の4段階に分けられます。

 

第1段階:昭和35年~昭和52年

第2段階:昭和52年~平成5年

第3段階:平成5年~平成17年

第4段階:平成17年~現在

 

第1段階は、やっと登記制度ができたとき。

農地解放で思いがけず土地を得た人々が、

“土地を所有する”という新制度に、

ようやく慣れてきた頃のことです。

 

でもまだどこか牧歌的で、境界標さえ

まだ義務じゃありませんでした。

境界紛争は少なく、重要でなかったようで、

人々の関心は課税標準になる面積でした。

まさに「地積(=土地面積)測量」こそが

最重要課題だったわけです。

 

なので、現地と測量図の整合性は、

いまほどシビアではなかったようです。

(しかしこれが、今に汚点を残しています)

 

 

さてさて、時代は高度経済成長を経験し、

すっかり雰囲気が変わっていきました。

 

まず第2段階で、境界標が義務になります。

地積測量図は”永久保存資料“として

ぐんと重みを増した存在になりました。

そして、この段階の最後にあの、

“バブルの時代”がやってきます。

 

これでますます土地の境界をめぐる紛争が、

大きな社会問題になっていきました。

 

そして「地積測量図」は、

面積表示という役割に加え、

現地の境界を特定する役割

担っていくことになります…

 

今日の紙面はここで付きました。

続きのお話は、また次回で。

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