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土地売買に「地積測量図」はつきものです。
対象品がどんな物かはっきりしないと、
安心な取引は出来ないですものね。
でも実際には、測量図のない土地もあるし、
あっても古くて信ぴょう性に不安がある、
そんな場合も多々あります。
そんな「地積測量図」の歴史の一端を、
少しご紹介してみましょう。
ただ、「古い地積測量図」と言っても、
年代によって特徴が違います。
大きくは次の4段階に分けられます。
第1段階:昭和35年~昭和52年
第2段階:昭和52年~平成5年
第3段階:平成5年~平成17年
第4段階:平成17年~現在
第1段階は、やっと登記制度ができたとき。
農地解放で思いがけず土地を得た人々が、
“土地を所有する”という新制度に、
ようやく慣れてきた頃のことです。
でもまだどこか牧歌的で、境界標さえ
まだ義務じゃありませんでした。
境界紛争は少なく、重要でなかったようで、
人々の関心は課税標準になる面積でした。
まさに「地積(=土地面積)測量」こそが
最重要課題だったわけです。
なので、現地と測量図の整合性は、
いまほどシビアではなかったようです。
(しかしこれが、今に汚点を残しています)
さてさて、時代は高度経済成長を経験し、
すっかり雰囲気が変わっていきました。
まず第2段階で、境界標が義務になります。
地積測量図は”永久保存資料“として
ぐんと重みを増した存在になりました。
そして、この段階の最後にあの、
“バブルの時代”がやってきます。
これでますます土地の境界をめぐる紛争が、
大きな社会問題になっていきました。
そして「地積測量図」は、
面積表示という役割に加え、
現地の境界を特定する役割を
担っていくことになります…
今日の紙面はここで付きました。
続きのお話は、また次回で。
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