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先週は『不適格擁壁』でした。
しかし、実際のところは、
擁壁は築年数が古いものが多くて、
建築確認や検査記録が無い場合が多数です。
和歌山市の場合、そんな時の判断は、
構造計算専門の建築士の所見を尊重します。
しかし実際に掘削調査を行わない限りは、
もし適格擁壁と判断されても、
"グレーゾーン“の覚悟は必要でしょう。
例えグレーぽくても適格擁壁の解体・新設は
ちょっと非現実的な判断だと思うので、
擁壁をやり直さないでできる対策を
考えてみたいと思います。
それは『深基礎』です!
この図を見てください。
普通の基礎では、もしこの擁壁が持たないと
基礎は建物の重さを維持できません。
がけと一緒に崩れてしまいます。
しかし、です。次の図を見てください。
例え擁壁が崩れても地盤が保つ角度、
図の30度以内に届く深基礎なら、
がけが崩れても建物は残る計算です。
これは、不適格擁壁を残して建てる場合に
用いる対策の一つです。
他にも「杭工法」「地盤改良工法」などの
方法があります。
但し、建物建築後に擁壁が壊れてしまって
擁壁の再建工事を行うのは、
建築前に擁壁新設工事を行う場合と比べて、
凡そ3~5倍の工事費が発生するそうです。
それに将来の資産価値を考えても、
疑いのある古い"グレー擁壁"物件は、
最初から擁壁を新設することを前提に
購入を検討することを筆者はお勧めします。
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