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「雨水は流せば洪水、受けてためれば資源」
今から6年前、ある法律ができました。
「雨水利用推進法」といいます。
官僚任せでない、議員立法で出来ました。
目的は二つあります。
一つは、限りある水資源の有効利用です。
地球上にある水のうち、淡水はわずか2.53%!
しかも、その大部分は氷河や流氷です。
私たちが利用できる水の量は限られています。
それなのに、都市化や工業化などの影響で
水環境は年々悪化する一方です。
水循環の健全性は確実に失われつつあります。
それをなんとか食い止めたい!
一つめの目標です。
もう一つは、気候変動への対応です。
かつてないゲリラ豪雨が多発しています。
都市部では雨水が下水道や河川からあふれ、
都市型水害が毎年のように発生しています。
もし雨水の放流を減らすことができたら、
内水型洪水を減少できるかもしれません。
でもどうやって減らしたら?
そうだ、ここは逆転の発想で、
いっそ利用してしまおう!
そういう考えで作られた法律です。
その考えをまとめたものが、冒頭の標語!
「雨水は流せば洪水、受けてためれば資源」
なかなか、言い得て妙な表現です。
内容的には、公共施設のトイレの水等や、
ちょっとした減税措置など、
まだまだ限定的な印象ですが、
同時に成立した「水循環基本法」とあわせ、
雨水利用に公的機関がもっと責任を持つ!
という考えが法律になったのは、
大きな前進なのかもしれません。
防災や環境保護に大きな力となるのか、
期待しながら見守りたいと思います。
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