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2020.10.
13

「地図混乱地域」はどうしてできた?

その他

土地

先週の話が分かり難かったようなので、

もう一週、地図混乱地域の話を

してみようと思います。

 

ご存知の通り太平洋戦争の終結直後の日本は、

大多数の国民が困窮生活の中にいました。

「家よりは先ず食糧を」の時代です。

 

しかし1950年代には事情が変わってきます。

復興景気で人口急増・都市への集中が進み、

結果、住宅が絶対的に不足しました。

 

そうなると、都市近郊の農地や山林は、

どんどん宅地に開発されていきました。

 

とにかく凄い量とスピードだったようです。

そして中には悪徳業者も交じっていました。

彼らは測量や登記手続きもいい加減で、

法務局の公図と現地が全然違うような、

乱開発も目立つようになっていました。

 

本来なら登記機関が現地に赴いて、

土地の所在や形状の確認調査が必須です。

 

しかし、あまりの登記申請の多さに、

とてもとても人手が足りない。

書類審査だけで間違った登記許可を出す、

そんな事態が相次いでいたのです。

 

結果、公図が混乱した場所が量産されました。

 

これが、地図混乱地域の発生原因の中で、

一番多い原因と言われています。

 

さて現在。

国は自らの責任も認めて、全国の都市部の

地籍整備を力強く進めています。

例えば法務省と国交省が協力し合って、

地籍調査を通じた14条地図整備事業を

行うなどしています。

 

それでも、利害調整の困難さ等も手伝って、

実際の進捗はまだ半分程度のようです。

 

そういう訳ですから、私たちは辛抱強く

国の整備事業の進捗を見守りながら、

もし必要な時には、独自の解決策を

模索しなければなりません。

 

地図混乱を解消する方法について、

これからも学んでいかなければと思います。

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