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「日本人は"新築信仰"が強い!」
よく言われることです。
実際、住宅市場の80%は新築で、
中古住宅はわずか20%なのだそうです。
「では、外国はどんな感じなの?」
調べてみると、欧米はちょうど日本の逆!
例えばアメリカ合衆国では、
新築が20%、中古が80%の割合です。
今の日本人には分かり難い感覚ですね。
どうしてなんでしょう?探ってみましょう!
<アメリカで中古住宅が主流な理由>
●引っ越しが多いから
転職や子供の独立で環境が変わると、どんどん住み替えるのが普通です。
●土地よりも建物に価値があるから
良く手入れされた家は、逆に価値を上げることもあります。
●完成した家や住環境を見て決めたいから
近隣の状況や建物のデザインなど、住環境を実際に見て決めたいといいます。
●住宅診断制度が充実しているから
エスクロー(第三者機関)やホームインスペクション(住宅診断)、ディスクロジャー(情報開示)などのシステムが整備されています。
●利用履歴がある方が新築より欠陥が明白
これは日本人にはない感覚です。整備記録が充実しているなど、前項のシステムの恩恵もあるのでしょう。
●中古住宅の方が割安だから
欠陥が明白で価格交渉もスムーズ、税制やローン等の資金計画も立てやすい環境です。
なるほど。これが全てではないでしょうが、
聞けば分かる気がしないでもない感じです。
逆に、日本人の"新築信仰"も、
調べれば歴史的な理由があると思います。
どちらが良いということもないでしょうが、
しかし、日本も現在は大きく環境が変わって
人口が減り空き家が増え続けています。
このままの状態は続かないかもしれません。
欧米の制度に学ぶ点はあるように思います。
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