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新型コロナウイルスに翻弄された数か月。
やっと緊急事態宣言が全面解除になりました。
10万円の特別定額給付金支給も始まりました。
と同時に、給付金詐欺もやはり現れました!
全くもって不届き千万な連中です!
しかし、銀行取引や不動産取引など、
重要な取引に詐欺事件が絡むのも、
昔からなかなか改善しない事実ですね。
詐欺の防御手段は色々あるでしょうが、
基本中の基本はやはり「本人確認」でしょう。
もともと、金融機関を対象に、
「本人確認法」なる法律ががありました。
平成15年、宅建業者も対象になりました。
法律も「犯罪収益移転防止法」に格上げです。
<国交省HP「不動産業におけるマネー・ローンダリング対策(犯罪収益移転防止法)」>
ですから取引前に本人確認を厳密に行うのは、
私たち宅建業者の義務なのです!
目的も皆様の取引の安全を担保するためで、
決して疑って行うわけではありません!
どうかお気を悪くしないでご協力ください!
もう一つ、大事な確認作業があります。
それは「意思確認」です。
高齢化社会で認知症問題が取り沙汰される中、
この問題の重みは増すばかりです!
うっかりしていると、資産があるのに
自由に取引できない事態もあり得ます。
全く油断できません。
本人確認や意思確認は少し面倒な作業ですし、
普段はそれほど注意しないかも知れません。
しかしこれを怠ったことで損害が出た場合、
その被害額は甚大です。
思わぬ事件に巻き込まれないためにも
しっかり確認してください。
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