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2020.04.
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売物件増加が示す意味

その他

売物件増加が示す意味

こんにちは、不動産仲介事業部の中村拓海です。

本日は令和1年度~令和2年度3月までの不動産流通機構(通称レインズ)に登録された売物件、成約物件数の情報などから読み解く

少し先の未来について、考察を交えながら話していきたいと思います。

令和1年度の中古マンションの成約件数は1万7,671件(前年比0.9%)と、3年ぶりに減少に転じ、

登録件数は6万6,696件(昨年比5.3%)と5年連続の増加、かつレインズ発足以来最大件数となり、需要と供給のバランスが崩れ始めていることが分かります。

令和2年1~3月期は、中古マンションが、成約件数は6万6,696件(前年同月比3.8%減少)、

新規登録件数1万7,721件(同10.9%増)、新規登録価格2,461万円(同6.9%低下)登録件数が大きく増加し、供給量の拡大が見て取れます。

令和1年~2年度3月期までの情報から如実に不動産の供給量が増えていることが分かります。

そして、成約件数(売買件数)の減少から起こることは現在もなお下落し続けている不動産価格にさらに拍車をかける事態になるのではと予測されます。

現在の新型コロナウィルスによる不安定な経済状況から本年度はさらに売物件が増えることはほぼ確実でしょう。

そのなかで「売りたい」という所有者の希望に寄り添い、結果を出していくために

不動産業者としても従来の集客のシステムではなく、新たな発想と行動が必須になってくるのではと考えています。

 

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