その他
先ずはこのニュース!
全国放送で話題になりましたね。
様々な論点で語られていましたが、
筆者なりに得た教訓を2つお話します。
教訓1
「日常的な防災の備えは全然できてなかった」
今回、断水実施予定の3日前予告でも、
対応にちょっとしたパニックが起きました。
これが突然発生した災害起因の断水なら、
事態はいったいどうなったでしょうか。
想像すると、少しゾッとします。
逆に、自治体の給水所設置などは、
結果的に良い訓練になったかもしれません。
報道は自治体を諌める論調が多いようですが、
防災面では市民の備えの方に反省点が多いと、
私は感じました。
教訓2
「インフラの老朽化対策がこれから始まる」
今回問題になった水道管は、本管も枝管も
昭和37年埋設だそうです。58年前ですね。
ところで、水道管の耐用年数は40年です。
ん?なにかおかしくないですか?
耐用年数を18年も過ぎていますね。
でも今回、その水道管は交換されず、
応急処置で埋め戻されました。
上記記事でもありますが、和歌山市で
法定耐用年数を超えた水道管は、
2018年度時点で16.9%だそうです。
でも、本当に増えていくのはこれからです。
ある試算では、日本中の老朽インフラを
更新するのにかかる費用は、
なんと年間9兆円(国家予算の1割弱)!
しかもそれが50年間連続で必要なのだとか。
途方もない数字です。
高度成長以来、イケイケで行ってきた
開発行為・公共工事の結果です。
逃れることはできません。
今回の事故は、その予兆だと感じました。
「防災」と「インフラ更新」!
どちらも逃げることのできない現実です!
しっかりと自省して備えなければ。
そんな気付きをくれたニュースでした。
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