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いきなりですが、スムストックという言葉を
みなさんはご存知ですか?
良質なストック(資産)として評価できる
既存住宅(中古住宅)の認定制度です。
ハウスメーカー10社が参加する団体
「優良ストック住宅推進協議会」は、
2008年にスタートしました。
この団体がスムストックを認定しています。
スムストックの条件は次の3つです。
1.住宅履歴情報(新築時の図面やリフォーム、メンテナンス情報等)が管理・蓄積されていること
2.長期点検計画やメンテナンスプログラムが整っていること
3.「新耐震基準」をクリアする耐震性能があること
今のところ、実質的には協議会に加盟する
大手ハウスメーカーが建てた高性能住宅で、
長期メンテナンス計画付き物件に限られた
限定的な取り組みです。
それでも認定住宅の累計成約件数は
この10年間で1万件を超えていて、
直近の年間成約数は1,700件超です。
さらに使い勝手を良くするために、
住宅金融支援機構提供の「フラット35」と
提携して利用し易くしたり、
国土交通省が昨年始めた同様の制度
「安心R住宅」との連携が始まるようです。
住宅ストックよりも世帯数の方が少ない
「家余り」時代になってから随分経ちます。
経年劣化ならぬ「経年優化」という言葉も
一部で使われだしました。
まだまだ小さい流れかもしれませんが、
家はメンテナンス次第で資産価値が変わる
そんな時代が確実にやってきています。
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