建物
契約
その他
何年か前の記事ですが、面白いのを見つけました。
中古戸建て住宅の管理専門の会社の話です。
(「点検項目200カ所以上!月々1080円で年1回定期点検ができる「家ドック」に密着してみた!」)
詳細は記事に譲りますが、
自主管理がほとんどの戸建住宅で、
あたかも分譲マンションのように
管理会社が点検管理をしようという試みの話です。
月額1,000円程度(!)で請け負うという
そのシステムも大変興味深いですが、
私が一番注目したのは、管理履歴が
正式な記録として残っていくという点です。
というのは、「点検報告書」や「修繕履歴」がデータで揃っていれば、
中古住宅の資産価値向上に効果があるのではと感じたからです。
日本はずっと、世界と比べ極端な新築偏重市場でした。
「だんだんと中古市場にシフトするだろう」
もうずっと前から言われていますが、
でも、なかなかそうは進んでいません。
とくに中古戸建は、分譲マンションに比べて、
建物の評価が付きにくい傾向がありました。
持ち主が一生懸命管理していても、
記録がきちんと整備されていなければ、
販売価格に評価され難かったのです。
だから悪い方の価値に引きずられていました。
マンションはその点、記録が整備されていて、
評価につながるケースもあったのです。
この仕組みを戸建住宅に取り入れたのが
この会社の作ったシステムのようです。
2020年の民法改正で、不動産を売却する時に
「契約不適合責任」が売主に課せられます。
売主の責任範囲が広がることが予想されます。
中古住宅市場の活性化が望まれる現状で、
物件の現状調査やその後のメンテナンス計画を提供する会社が増えていけば、
買主も売主もより安心して取引できるかもしれないなと
ふと感じた記事でした。
土地
建物
契約
近年、契約で重視されるものに 「契約の目的」があります。 …
土地
その他
「海底地滑り津波」 今年の能登半島地震のニュースで 初め…
その他
株式会社イエステージ・kaiのゴールデンウイーク期間中の営業についてお…
記事一覧に戻る
※プレ査定サービスはご提供いただいた情報からの目安査定となります。
詳細な査定は訪問査定をご依頼ください。