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2019.08.
27

常識は変わる。それを忘れない。

土地

建物

契約

昨日、面白い記事を見つけました。

タイトルは『きっぷってなに?』

みんなの経済新聞8/26(月) 8:02配信

詳細は記事を読んで頂くとして、

看板が必要なほど切符を知らない人が増えたとは!

正直、目からうろこでした。

 

ICカードSuicaの登場が2001年だそうですから、

よく考えればあり得る話です。

「小学生の約85%は公衆電話を使った経験がない」

という数年前のニュースにも唸りましたが、

時代はどんどん先を行っているようです。

 

さて、ここでふと考えさせられたのは、

重要事項説明書や契約書を作る時のことです。

 

どんな文章でも、長文に良文はありません。

簡潔にまとめるのが基本です。

ましてや契約書などの法律的な文章は、

不必要をそぎ落とした簡明さが大切です。

下手でもそうなるよう心掛けています。

 

でもその省略した部分、本当に不必要だったのかな?

「無くても普通誰でもわかる!常識常識!」

「説明しなくても伝わるでしょう!大丈夫!」

と安易に省略してなかっただろうか。

頭にモヤモヤが浮かんできました。

 

今日売買した家の実質耐用年数は30年以上です。

土地の再売買ともなれば、もっと先のことかもしれません。

今日の取引書類が次に日の目を見るのは、

多分ずっと先のことです。

 

30年もあれば、例えば深夜電力や売電など、

水道高熱設備に係る制度も大きく変わりそう。

他にも世の中の常識は様々に変化していそうです。

 

我々の作る不動産取引の各種資料は、

その未来の取引時に十分役立つような、

有益な資料になっているだろうか。

ふと反省させられました。

 

そうした目線を忘れないで、

簡潔ではあっても書き漏らすことなく、

事実を網羅した書類を作成することを、

これからも心掛けたいと思いました。

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