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「所有者不明土地、売却可能に 法案が衆院通過」
こんな見出しのニュースが、先週末に流れました。
裁判所の手続きを経れば、一定の条件はありますが、
所有者の分からない土地でも売却できるようになるそうです。
続いて、来年には
●土地の相続登記を義務化する
●土地所有権の放棄を認める制度を創設
●遺産分割協議の期間を制限する
なども、法案化する方針なのだとか。
息つく間もない勢いですね。
政府が急ぐ理由は、6年後に「大量相続時代」がやって来るからです。
6年後?もう間近じゃないですか!
「2025年問題」とも言うらしいですが、この年、
いわゆる「団塊の世代」が後期高齢者(75歳以上)になります。
そして、団塊世代の実家の相続と、団塊ジュニア世代の実家の相続が
大量に同時発生すると考えられるのだそうです。
その結果、14年後には今の倍の2,150万戸
(戸建の4戸に1戸)が空き家になり、
所有者不明土地も、あと20年で四国2つ分も増えて
北海道と同じ面積になっちゃうんだとか。
その規模が凄すぎてよく分かりません(汗)
でもはっきりしていることは、
「住宅過剰社会」は必ずやって来る!
ってことです。
そうするとどうなる?
「同じ住宅でも、状況によって『資産』にも『負債』にもなり得る」
十分考えられることです。
難しい時代になったものです(苦笑)
おそらくこの問題に、“一発回答”の解決策はないでしょう。
でも、注意して対策することはできると思います。
そうなると、不動産調査がますます重要になってきますね。
先週取り上げたコンパクトシティ計画も、実は同じ文脈の都市計画です。
直近は関係ないようでも、行政は結構真剣ですから、
不動産購入や相続対策の前に、そこに何が書いてあるのか、
20年後にわが町や故郷はどう変化する予定なのか、
注目してみるのもいいと思います。
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