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『コンパクトシティ』って聞いたことがありますか?
言葉のとおり、コンパクトなシティ(都市)ということです(笑)が、
人口の少ない小都市という意味ではありません!
商業地や行政サービスなどの機能を中心部に集約して、
効率的な生活・行政を目指す街づくりのことです。
聞いただけでは、学者さんの論文みたいな感じもしますが、
実は、和歌山市では既に都市計画に組み込まれて、
その実現に走り始めているのです。
今の和歌山市の都市計画は、昭和46年に「市街化区域」と
「市街化調整区域」を決めたものがベースになっています。
前の大阪万博の翌年、今から48年前の計画です。
ずいぶん前の計画です。
あれから社会も街自体も急激に変わりました。
今の実情にそぐわない部分も出てきています。
でも、いったん決めた都市計画をおいそれと変更できません。
個人の資産の価値にも係ることですから、
行政的にも政治的にも難しい課題のようです。
でも、そうとも言っていられない実情があります。
地方財政の危機です。
少子高齢化と労働人口流出が主な原因です。
和歌山市もご多分に漏れません。
そこで、和歌山市でも
平成11年に「都市計画マスタープラン」を、
平成29年に「立地適正化計画」を決めました。
新しい時代へ向けた計画です。
この中には、コンパクトシティへの挑戦も含まれています。
でもそれは、いったいどんな物なのでしょう?
少しずつひも解いていけたらと思います。
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