土地
建物
その他
昨日は土地取引状況調査という、国が行うアンケート調査を取り上げました。
この調査で得られた情報は、「土地総合情報システム」というサイトで、
誰でも検索・閲覧できます。
このシステムの運用者は国土交通省です。
運用開始は2006年4月から。
まだ13年で、データの蓄積という点ではまだまだこれからです。
回収率も30%程度で、まだ普及しているとは言い難いのかもしれません。
でも、消費者にとって不動産相場の情報が身近になるという点では、
とても意味のあるシステムだと、筆者は感じています。
というのは、それほど不動産の相場を正確に把握することが、
一般の消費者(特に買主)にとって難しいことだと思うからです。
例えば、チラシに書いてある値段は、売主や業者が「売りたい価格」であって、
実際の取引額ではありません。
地価公示価格や固定資産税路線価などは、過去の取引額を更に査定したもので、
今現在の実勢価格とはギャップがあります。
実売額が最も蓄積されているレインズというシステム情報は、
登録された不動産業者しか閲覧することはできません。
そうした、時系列的にも意味的にも、様々な要素を持った価格が複数存在していて、
それらを比較・分析しながら、相場感というのは作られていくものなのです。
知識と経験が必要です。
では、知識と経験に乏しい一般消費者は、どう対応すればいいのでしょう?
基本はやはり、信頼できそうな業者を地道に探して、よく情報交換すること。
それに加えて、この「土地総合情報システム」のような仕組みを育てていく事だと、筆者は思います。
ですので、機会があるときは、ぜひ土地取引状況調査に協力してあげて欲しいなと思います。
土地
建物
契約
近年、契約で重視されるものに 「契約の目的」があります。 …
土地
その他
「海底地滑り津波」 今年の能登半島地震のニュースで 初め…
その他
株式会社イエステージ・kaiのゴールデンウイーク期間中の営業についてお…
記事一覧に戻る
※プレ査定サービスはご提供いただいた情報からの目安査定となります。
詳細な査定は訪問査定をご依頼ください。