その他
土地
大人気のNHKバラエティ番組『ブラタモリ』。
現代の街並みの中に“歴史の痕跡”を捜し歩く番組です。
で、今回の新作には驚きました。
痕跡どころか、城下町が丸ごと全て遺跡として残っている事例の紹介です。
まるでイタリアのポンペイ遺跡のようです。
場所は福井県福井市。
戦国時代に越前国を支配した大大名、朝倉氏の城下町『一乗谷遺跡』です。
山の谷間を要塞化した町に、約1万もの人が住んでいました。
戦国時代を代表する城下町の一つです。
(※画像は現地観光用パンフの再現図です)
この町が、織田信長によって根こそぎ攻め滅ぼされました。
実はこの廃墟が、再開発されることもなく丸ごと田んぼの下に約400年も眠っていたのです。
平成の世になってやっと眠りから目覚めた!という訳です。
興味を惹かれたのは、武家屋敷よりも町屋の方です。
他でも城や武家屋敷の遺跡は数多く残っています。
でも、町民の区画がそのまま残ることは滅多にありません。
見ると、1戸1戸がきちんと区画されています。
しかも全ての区画に、井戸と汲取り式便所が配置されています。
今で言う境界、接道、給排水設備が完璧に整備された街区。
衛生面や火事災害に強い街だっただろうと思います。
町並みの方は、適切な配分で商店や病院が配置されています。
狭い谷間に1万人!すごい人口密度ですが、
都市計画もばっちりだったようですね。
400年も前の地方都市がこのように整備されていたことに、とてもビックリしました。
今の仕事につながるヒントにあふれているように思います。
自分の街の歴史にも、もう少し関心をもって街を歩いてみたいなと思いました。
その他
土地
初めまして。 本日、ブログ担当するのは、 開発事業部の日栄(ひさか)で…
その他
建物
部屋を借りるにせよ、 新しく家を建てるにせよ、 「間取りはどうする?」…
その他
今日は「常識」について 考えてみたいと思います。 ある辞…
記事一覧に戻る
※プレ査定サービスはご提供いただいた情報からの目安査定となります。
詳細な査定は訪問査定をご依頼ください。