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2018.07.
31

お家のメンテナンス:夏編②

その他

建物

日本は他の国に比べて四季がはっきりしていると言われます。

理由は、中緯度で海囲まれた立地なのに加えて、大海の海流と大陸の気流の影響を同時に激しく受けるからだそうです。

そんな訳で、夏暑く冬寒い日本の気候に対応するには、住宅に求められる性能も本当に多岐にわたるので、それはとても難しいことなのです。その為の技術は今でも発展途上だと言えるでしょう。

昔は夏の暑さと湿気を主に対策して、通気性を重んじた建物でした。

でも今は逆に、気密性を高めて、夏も冬も省エネルギーで部屋の温度を保つ建築に変化しています。

それは画期的な技術革新がもたらしたものですが、それでも夏の蒸し暑さが無くなった訳ではありません。

むしろ高気密化した建物ために、高い温度と湿度が家に与えるダメージは、場合によって増しているかもしれません。

それは、夏でも結露が生じやすくなっているからです。

夏型結露は、床下や壁内、家具の裏など、普段影に隠れて見えにくい場所で発生し、住宅に多大なダメージを与えます。

住宅性能だけではカバーできない部分は人の手による対策、メンテナンスが有効だと思います。

夏型結露がもたらす害の最たるものは、カビ・木材腐朽菌・シロアリの発生です。

これらは見えないところで知らぬ間に、ひっそりと発生する感じですが、ひどくなると建物の躯体を傷つけたり、場合によっては健康被害の原因にもなります。

対策は湿度=水分を断つのが基本になります。

新築などの場合は徹底した高気密・高断熱を突き詰めていくという方向性もありますが、手っ取り早く確実な対策はやはり換気でしょう。

単純なようですが、時間を決めてこまめな換気を習慣化するのが、実は一番有効な対策だと思います。

調理や洗濯、入浴を行う時間・場所などは、特に意識して換気しましょう。

次には除湿も効果的です。除湿機などを使ったり、床下など空気が滞留しやすい場所には、炭などの吸湿材を置くのも良いかもしれません。

いずれにしても、日本の四季の変化に完璧に対応できる住宅は今のところ存在しません。

簡単なことを少しずつで良いので、手間を惜しまず、毎日続けてメンテナンスしていく意識を持っていただければと思います。

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