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2018.07.
23

固定資産税の家屋調査

建物

その他

マイホームを新築すると、数か月経ったころに役所から「家屋調査で訪問したい」という連絡が来ます。

家屋調査というのは、新築した家屋の「評価額」というものを計算するための調査です。この評価額に税率をかけると、「固定資産税」になります。

土地はもともと存在しているものなので評価は既に定まっていますが、新築した家屋については当然固定資産税の計算がまだですから、役所の調査員が家屋調査にやってきて計算をする、ということになります。

この調査の結果で固定資産税の額が決まるわけですから、ちょっとドキドキしますね。

そのドキドキが、調査項目について色々な憶測を呼んで、ちょっとした都市伝説的迷信も生んできたようです。

例えば、設備が調査対象だと聞いて、少しでも課税評価を下げようと、家屋調査が来るまで真夏にも関わらず数か月もエアコン設置を我慢した、なんて猛者の話を聞いたことがあります。

実際は、確かに設備は調査対象項目なのですが、「家と一体となっている設備」という条件が付いています。ですから例えば、空調だと天井付けビルトインタイプは調査対象ですが、後付けのエアコンは対象外です。「家と一体」ではありませんから。

先の例の方の努力は、残念ながら徒労だったようです。

他にも、「外構や家電製品も対象だ」とどこからか聞いてきて、策を弄される方もいるようですが、これまたどちらも対象外です。(但し若干の例外があります。その辺りが都市伝説を生む原因かもしれませんね。)

この件は気になる方も多いと思うので、また折に触れ取り上げてみたいと思いますが、今すぐ確かめたい方は市町村の担当課に聞くか、総務省のホームページに調査基準が公開されていますのでそちらをご覧になって下さい(但し結構なページ数です)。

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